みなさん、こんにちは!
空室対策協会
ワクワク広報部の石井英彦です。
いよいよ寒さも厳しくなり、
コート無しに外出できなく
なってきましたね。
こんなに冬って寒かったで
しょうか?
私が年をとってきたからなのか、
とにかく寒さがこたえる
ようになってきました今日
この頃です。
暖かくして年末に
風邪などひかぬよう、健やかに
お過ごしください!
さてさて、ある80代半ばの
ご夫婦が、現在のお部屋を
追い出されることになった、
とのことで、相談を受けています。
いざそのような相談をうけると、
具体的にどのようにリスク
対策をしておけば、
安心して借りてもらえるのか、
意外と準備できていないことに
気づかされます。
賃貸物件を所有しておられる
皆さんは、いかがですか?
そもそも、
高齢者へ賃貸するのはNG!
という大家さん
が多いのかもしれません。
それは、リスク対策が
よくわからないから、という
理由かもしれません。
しかし、団塊の世代という
日本の人口の大きな塊の方々が、
後期高齢者に(75歳以上)
なってきていていまして、
この世の中の流れを
賃貸経営に味方につけたい
ものです。
リスクを整理して、
手を打てるのならむしろ
積極的に高齢者の方々に
お借りしてもらいたいです。
このたび少し考えてみた、
リスクとその対策を
記してみたいと思います。
■高齢者にお部屋を貸すリスク
①経済的リスク(家賃滞納)
②孤独死リスク
③認知症リスク(高齢者の
5人に一人)
④身元の引受けリスク
(残置物など含む)
■対策案
*保証会社さんの活用
経済面のバックグランド
については、
保証会社さんを活用する
ということでは、高齢者か否か
を問わず
同じかなと思います。
孤独死の場面では、
原状回復のための特殊清掃など
費用にとどまらず、
残置物の撤去費用も負担して
くれる保証会社さんもあります。
そのような保証会社さんがある、
ということを
事前に管理会社さんと
すり合わせして
おくことで対策できます。
*見守りサービスの活用
保証会社さんの付帯サービスは、
心強いものですが、
ある面で「事後」のものに
なります。
特に高齢者の心身の状況が
見守りされていれば、
未然に防ぐことができる
ということでは、
見守りサービスの活用が有効です。
様々な企業が様々な形態で、
見守りサービスを提供しています。
一例として郵便局の
見守りサービスの広告を
添付しておきます。
*高齢者向け契約書の
ひな型をつくっておく
・身元の引き受け・保証人などを
2人にすることで
「連絡が取れない」という状況を
回避できます。
保証会社のみではく、
「身元の引受人」という欄を設けておく。(未検証です)
・心身の状況(認知症含む)の
変化に対応できるよう定期
(2年など)
借家契約の検討をしておく。
この度の1件は、
以上のようなリスク対策について
考える機会となりました。
繁忙期前に管理会社さんと
一度、高齢者の入居について
お話をしておくと、
いい時期かもしれません。
あくまでご参考までに、
リスクとその対策案を記して
みました。
何かのお役に立てましたら
幸いです。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!!