賃貸暮らしをしている
姉から、私が大家さんをしている
ということで相談を受けました。
こんにちは
空室対策協会ワクワク広報部
わきりん こと やなせわきです。
築古ですがきれいに
内装リフォームされた
姉が住む貸家。
住み始めてすでに10年以上。
いろいろなところに劣化が
でてくるの当然です。
そんな中で
システムキッチンの
引き出しのネジが取れて
引き出しの開け閉めがしずらいので
大家さんに修理を依頼したそうです。
大家さんは
すぐさま自分が懇意にしている
業者さんを手配しくれたそう。
私は「うんうん それは
良い大家さんだね〜」
なんて聞いていたのですが
なんと業者さんから
修理前に見積もり調査費用を請求され、
支払いは入居者さんの方で、
と言われたとのこと。
そんなに大きな額では
ありませんが
なんだか納得がいきません。
姉の質問は
①修理前の現地調査の時点で
手数料出張費がかかるというので
そういうものなのか？
②この場合、修理代（見積調査費用も）は入居者が
払うものなのか？でした。
①に関しては
修繕の見積もり調査だけで
有料はあまり聞いたことはない
（そもそも自分だったら
そういう所には頼まない・・・）
②に関しては
大家さんが一方的に指定した業者
を手配しているし、経年劣化にあたりそうなので、
当然、大家さん負担のつもりなの
かと私も思いました。
とりあえずは
お部屋を借りた時の契約書を
確認してみるように伝え
たところ
台所設備（流し台、調理台など）
「自然老朽により、日常の使用が不可能となった
場合の本体の修理・取替え。本体自体の不良による修理・取替え」は
大家負担とありました。
ただし「消耗部品の取り替え、借り主し負担」
の記載もあったので
姉は「ネジは消耗部品だからダメかな〜」
なんて弱気になっていましたが、
消耗部品とは浄水器のフィルターとか、
電球とか日常で交換が必要な物だと
教えてあげました。
後日、姉より
「大家さん持ちになった！」
との嬉しい報告が。
契約書の内容を丁寧に伝えたところ
意外にあっさりと支払いに
応じてくれたとか。
よくよく聞いてみると
入居スタート時は高齢の女性が
大家さんだったのが
数年前に息子に引き継がれ
その頃から
修理などお願いしても
応じてくれないことが
増えたそうです。
今回はたまたま
入居者側の姉のお役に
たてて嬉しかったのですが、
当たり前のように
交わしている契約書。
大家さんも入居者さんも
きちんと理解していることが
大切なことを再認識しました。
お母様から大家業を引き継いだ
息子さんは、きっと契約書など
見たこともなかったのかも
しれません。
入居者さんの日常生活の
不便の積み重ね、
大家さんの勉強不足が
退去につながっているかも
しれません。
私も気をつけなればいけないな〜
思ったできごとでした。
皆様もお気をつけくださいね！
