みなさん、こんにちは!
空室対策協会ワクワク広報部
の石井英彦です。
今年も残すところ1か月余り
となりました。
みなさんにとって2022年は
どのようなお年でしたか?
わたしは、数十年来の会社員生活にピリオドをうち
独立して、様々なことに
挑戦した1年でした。
うまくいったことも、
いかなかったこともあり、
想定とは違った結果になった
ものもありますが、
総じて、新たな人生を選んだ
ことを喜んでいます。
いままで自分と関わり、育てて
もらった多くの方々に
感謝するとともに、様々な経験
や知見を活かして
そのご恩を、世の中に、
地域社会に還元して貢献して
いきたい、との思いを新たに
しています。
なので、自分は何ができるのか、
が伝わるように
発信をしていくことを
23年は取り組んでいこうと、
思っている今日この頃です!
23年に向けて、皆さんはどのよう
に考えていらっしゃいますか?
さてさて、標題の
「家賃を安くして満室にする
のがいいのか」
大家さんとしては、一刻も早く
満室にしたい気持ちに
なるのは、当然のことです。
私もそう思います。
満室にするために、多少賃料を
下げたほうがういいのか?
それとも家賃を下げることは
しないで、相場賃料を維持
したほうがいいのか!
みなさんどちらだと思いますか?
簡便にシミュレーションを
してみました。
【シミュレーションの前提条件】
・地域相場賃料を50,000円と想定
・満室にすることを優先した場合、45,000円で賃貸し、
空室期間がないものとして試算
・相場賃料で賃貸した場合、
1度の退去で5か月空室
期間があると想定
・10年間で2回の退去があると
想定
=5か月×2回=10か月
(←相場賃料の場合の空室期間)
・売却時は同じ利回り(Ex.8%)
で物件を売却するものとして試算
わかりやすさを優先するため、
簡便な前提条件で
試算してみました。
結論は、満室を優先するために
賃料を安くしない方
がいいというものでした。
相場賃料で賃貸できるものなら、
その賃料で賃貸した
方が投資期間全体(売却も含めた)としては、よい
パフォーマンスになります。
1棟もので部屋数が増えれば
増えるほど、差は大きく
なりますね。
通常、生み出す年間収益に対して
利回りで物件の
価格が決まってきますので、
年間収益をいかに
大きくできるかが、特に売却時に
は効いてきます。
精神衛生上、早く満室にしたい!
という気持ちもよくわかります。
投資という性格上、このような
小さなことの
積み重ねが大きな違いを生む、
ということを
踏まえて、日々の賃貸運営を
したいものですね。
これから、来年の繁忙期に
向けて、自分の物件の
・相場賃料
・ここまでなら許容できる賃料
などの見極めをするのに良い時期
が今かもしれません。
やはりご自身の物件の「現状把握」を繁忙期前のこの
時期にしておくと、投資期間全体の収益を高めること
に役立つと思います!!
この試算が、考える機会になりましたら幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。